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Taro Hico

Author:Taro Hico
長崎県佐世保市で陶芸をやっています。中東の陶器の太鼓、ダラブッカを作りながらベリーダンスや民族音楽のユニットで太鼓を叩かせてもらってます。ケバブと佐世保バーガーとちゃんぽんが好物。ミズマールとウードと輪っか型の太鼓の音にも物凄く反応します。


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タブラクワイエサにかっちぇてもろた!

有難くもバタバタと夏を忙しく過ごしておりますが、やはり7月のビッグイベントとしてはなんと言っても福岡での「大名クワイエス」でしたね!

東京からタブラクワイエサ、タカダアキコさん、ゲストにモモイさんと初共演のRayさんと、とても豪華で刺激的なステージで、有難い事に僕もゲストとして参加させて頂きました。



久しぶりに見るアキコさんはやっぱり凄かったな。
観る者をグイグイと惹き込んでいく引力。今更僕がなんだかんだ言う必要も無いんですが、突出した個性とパフォーマンス。アキコさんワールドを堪能いたしました。
イベント後の打ち上げもご一緒させてもらったんですが本当に神経も細やかで丁寧に、丁寧に、お話をされる姿がとても印象的でした。

モモイさんについてももう今更の言わずもがな。いつも素晴らしいステージを魅せて頂いてます。
Rayさんはオリエンタルソロも観たかったな。



当日の本番数時間前にタブラクワイエサの皆さんと合流。
久しぶりの上田さん、アブさんとの再会も嬉しかったな^^

楽器の準備をしてほんのちょっとのリハと出番の流れの打ち合わせ。俺はよぅあれで本番ついて行けたもんやな、とも、、後になって思うんですが上田さんが「ニコニコして立っちょって」と仰るので信じてついて行きました(笑)

これまでいつも太鼓は1人っていう現場が多かっただけに、あれだけタブラ奏者がガッツリ居るとそりゃ興奮しない訳がありませんワナ^^;
豪華ダンサー陣交えたドラムソロもクワイエサセットの太鼓アンサンブルのソロ回しもめちゃめちゃ刺激的で楽しかった!



http://youtu.be/vvTyc6JsIVs

ちなみに「かっちぇてもらう」はこっちの方言で「仲間に入れてもらう」って意味です。

ステージがあまりに楽しくてライブ終わって上田さんに
「もう地方メンバーって事で認定して下さいよ!」って
言ったら「ヒコさんはもうメンバーで良いよ!」って言ってもらえたので、もう勝手にクワイエサ宣言です(笑)^^;

って事で
こんにちは、タブラクワイエサの比古です(笑)


翌日、高島君のWSも受けたんですが、いやはや、凄い人です彼は。
学ぶものが沢山ありました。

良い刺激を頂きました。
またタブラに燃える事が出来てます。
これが一番嬉しい。
有難うございます^^



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ダラブッカ - 精度のお話。

elatabi_closeup.jpg


【エルアラビの精度】

エルアラビやハサンクラスのダラブッカ工房になると、楽器としての製作技術の精度が格段に違って来ます。
例えば、ヘッドリングとシャンバルの隙間を見て下さい。こんなに薄い隙間にヘッドが収まります。素晴らしいのは、この隙間の誤差が周囲の何処でも、もちろん1mm以下。ガタつきは全くありません。
他のメーカーだと先ずこうは行きません。僕もタブラのチューナーとして気づいた事があればすぐにエルアラビにフィードバックして普段から意見交換をしています。現在での楽器でも、僕の意見が取り入れられた箇所がいくつかありますよ^^

elarabi_hicomodel.jpg

Mohamad El Arabi - Hico model 2014
designed by Takahiko Tanaka

Two Doholas

現在製作中のドホラ(バス・ダラブッカ)です。
打面径28.5cm(左)と30cm(右)
普通は25?26cm程度なので今回かなり大きいです。
ハサン・アリの28cmを映像で見せてもらって触発されちまいました(笑

two_dohola.jpg

どちらも快心のシャンバル周りです♪
外径も36.5cmと38cm!ジャンベよりデカイよ?
Facebookに載せたらさっそく「レバノンにドホラ発送出来るか?」と。
本場のプレイヤーから反応があると嬉しいです。
かなりやる気出ます。
トルコのドホラ作りの名人からも褒めてもらいました(笑
さすがにあちらの人は実物に触らずとも見ればだいたい判るんだそうな。
「たぶん今までで一番良いよ」って言ったら
「I know.」って。かっけ?なぁおい(爆


下の写真はひとつ前に作ったドホラです。
ししまるドホラ。
これは打面径25.5cm。
低音も利かせたいけど高音のキレも欲しいと希望がありました。
そういう仕様は得意中の得意よ♪w

Hico_dohola.jpg


先月すでに嫁いで行きました(笑
活躍して欲しいなぁ??

ま、ししまるだったら絶対大丈夫!


- Nakhleのレク・詳報 -

nakhle_03.jpg

お待たせしました。レバノンのNakhle Riqのレビューです。

先ずはNakhle師が生み出すこちらの美しい楽器達をご覧下さい。
http://www.nakhle.ws/
ナクレのサイトです。 この素晴らしい楽器達、ナクレ師が一人で作ってます。
こんなに美しいドフやボンゲス見た事ありません。

実際に手に持ってみると、先ずやはり塗装の美しさが目を引きます。

355543_855605289_224large.jpg

さすがKevorkと較べられるだけの事はあって いつまでも眺めていたくなる程。チャーではありませんがこれで一晩呑めます(笑

nakhle_05.jpg


ハードケースも超豪華です。
サイズは
外径:25.3cm
ヘッド径23.3cm
胴の深さ56mm
重さは960gです。(※25cmモデル)

肝心の音ですが、先ず「太い」です。 音が大きいというよりも太い感じ。僕のがひと回り大きい25cmだからかもしれませんが 要因としてボディがヘッドの振動をよく伝えているからでしょう。 ボディが鳴ってる感じがします。Dumはコーン!(トーン!)と抜け Tekもカツカツ硬質で心地良い音を刻んでくれます。
しっかり硬質だけど、木のぬくもりのある音。Nakhleの大きな特徴です。 この、Eli Huliから皮一枚剥けたような鮮明な感触はまさに理想的です。


良い楽器に共通して言えることなんですけど 叩き手を導いてくれますよね。
間違った叩き方をすると鳴らない。 基本通りヒットした時にスゴい音を出してくれます。
Hossam Ramzy の Signature Sumbati もそんな感じです。
初心者が変な癖をつけないためにも良い先生になってくれそうです。


加えて言いますと、Eli Huliもそうなんですけど、Nakhleも「Nakhle使いになってやろう」と思わせてくれるriqです。 El'manは奏者にとても親切です。ストレートにスパッと欲しい音をくれる。

ようやく探し求めていたレクに出会った気がします。 これはNakhleがEli HuliやEl'manより優れているという事では無く ある程度楽器のレベルを満たしていればそれより上は好みの問題かなと思います。


惚れ込んでいる理由の一つがヘッドです。

Nakhleのヘッドは、写真をよ?く見てもらうと分かるんですが、 単なるカラーヘッドでは無く、透明ヘッドの裏側に塗料が吹き付けてあるんです。

CRW_0054.jpg

David Kuckhermannもお気に入りのヘッドです。
この塗装が上手い具合にriqにとって不要な音を消す手助けをしてくれてます。
Kevorkみたいにペカペカ言わないし。
これは、Eli Huliのヘッドの中央に黒い●シールが貼ってあるのと、
El'manのヘッドにも透明の○シールが3枚重ね貼りしてあるのと似たような効果があります。

nakhle_09.jpg


「riqにとって不要な音を消す」
実はこれがriqの製作においては大命題で、 他のフレームドラム類と大きく異なる部分です。
不要な音=安っぽい雑音です。他のフレドラでは有効な音でも riqに限っては邪魔でしかない音。これがあるとどうにも気持ち良くなりません。

riqで評価を得ている作り手はそれぞれこの部分に苦心しています。

これはヘッドにシールを貼れば得られるというものでは無く 肝心なのはシャンバル周りの設計です。
Kevork、Eli Huli、El'man、そしてNakhleはここが素晴らしいです。
僕が以前eminのレクのどこが良いのか分からないと言って 気分を害された人が居るかもしれませんが、理由はここなんです。 どうか気を悪くなさらないようお願いいたします。

355543_855606761_27large.jpg

次にジングルですが、 Nakhleのチャイナ型(端反り)のジングルはシェイキング(縦振り&横振り)した時に とても華やかな、例えばエジのアンサンブルにぴったりハマるような音を出してくれます。この音は探してもなかなか無いでしょう。

ただ、キャバレースタイルでジングルを刻んだ時は僕には若干違和感があります。 ここのみNakhle師に改善を望みたいところです。 これ以外は完璧なレクだと思います。
この理由で現在、僕はソロジングルのみ El'manのチャイナ型に変えてます。

nakhle_08.jpg



El'man Riq、レビュー

あろうことかエルマン・レクのレビューをブログの方に書いておりませんでした。
(※2010年9月1日のmixi日記の移植です)
日本初上陸!!
イスラエルのRiq作家、Lev El'manのレクのレビューであります。

先ずはディメンションからでありますが。
CRW_0020.jpg

CRW_0033.jpg

外径:227mm (本皮、プラヘッド共に同じ)
打面径:204mm (プラヘッド)
胴幅:プラヘッド 45mm(!!)本皮 46mm 超浅胴!
枠幅:10.5mm

CRW_0025.jpg

ジングル径:57mm
ジングルスロットの隙間:フロント10mm、後ろ側11mm (本皮はどちらも11mm)
チューニング:可能、インターナルタイプ
重さ:プラヘッド 726g 本皮 732g
付属品:ソフトケース、チューニングキー

持った瞬間、軽い!!!と思います。 Eli Huliも軽くて最初ビックリしましたがEl'manも軽い!!!

それより増して驚くのが胴の浅さ! エジものの幅の厚いレクにも慣れて来たとこにこの浅さなもんで 持った感じ、こんなに浅くて良いんかな?って戸惑うくらいに感じます。 手の小さい人や女性がソフトポジションやるにはすごく良いと思います。

で、David Kuckhermann氏も「ベスト」と語っていたヘッドサウンドについて
やはりこのヌケ方は凄いです。 ここまでのレクは初めてです。

打面中央に薄い透明のシールが大中小3枚重ねで貼ってあります。 多い日も安心。

CRW_0021.jpg


打面ヌケりゃいいってもんでも無いんですが エルマンの凄いところはこのヌケを持ちながら レクに邪魔な雑音はきちんと消してあります。 おかげでDumもTekも心地良いです。

エミンにちょっとがっかりなのはこの辺の工夫がなんもしてないからです。 ジングルはさすがにトルコだと思いますけど。

ボディの特徴なんですが、ジングルとジングルの間の部分が ふくらんでいて、これがボディの歪み対策になっています。 フレームの歪みはレクの宿命でもあって 経年変化で五角形になったりしてどうしてもボディは消耗品みたくなるんですが エルマンはきちんと対策してあります。

CRW_0029.jpg

で、 エルマンの音の肝は打面にかましてあるこのメタルのライニングにあると思うんですが 何やら金色の布がぐるぐる巻いてあります。 この布で雑音を消してあるんですね。 魚皮にもプラの方にも入ってます。

どのレクの作り手もこの雑音を消すのにあれこれ苦心してると思います 目指すところのお手本はエジの魚皮のレクだと思うんですが

大概は打面に当たるところのリム幅を厚くしたりして 雑音を消してる作り手が多いです。
Eli Huliもこのタイプなんですが、 Eli Huliはこのせいで若干、打面がネムいです。 音質はすこぶる良いんですが音量が弱くてスコンと抜けません。

El'manはヌケと音のコントロールが見事に両立してると思います。 ただし、独自な技術を使って張ってあるためヘッドの張替えは ユーザーは出来ません。張替え時期がきたらイスラエルまで送ることになります。これにより、替えヘッドも付属してません。 Levによると短くとも4、5年は大丈夫という話で、 Lev本人のレクもヘッドは5年目に突入してるそうですが依然sweetな音を持続してるそうであります。

CRW_0028.jpg

ジングルについてですが Levは製作中に「ジングルがいまいち気に入らない」と言って 3セット打ったそうです。これで納期が2週間ほど延びました。

ストレートで合わせ目ぴったりなジングルですが 1組だけフロント側にチャイナシンバルのように端反ったジングルが入ってます。

CRW_0053.jpg

他のものも微妙にふくらみが違ってたりします。 このおかげでいろんな音色が演奏中に選べるという 非常にオイシい造りになってます。



この動画で最初に打ってるのがストレートなジングル、 あとから端反りジングルに持ち替えてます。


結論として、僕はEli Huliよりも好きです。
ただ、せっかくの浅胴なんですが、僕にはもうちょっと幅があった方が使いやすいかなと思います。 ヘッドとジングルは最高の部類です。 特に端反りジングルが気に入ってしまって、全部これでも良いかなと思います。 レバノンNakhlehのジングルが全部この端反りタイプなんで めちゃ気になるところです!・・早く入れてみたいですが、、

いかがですか、El'manレク!!
魚皮エルマンについては、プラヘッドより更に音が良いです、最高☆
が、いかんせん魚皮の宿命で 湿度がモロに影響します。 手の湿気でも叩いている内にみるみるピッチが下がっていきます。 音ほんとに良いんですけど、、日本じゃしょうがないですね。

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